2024_J1_第15節・・わたしにとっては、衝撃的な、ゼルビアの(そのイメージの!!)大変容ということになった・・これからは、彼らに対しても、美しい質実剛健サッカーという視点で、追いかけることにしよう・・(ゼルビアvsヴェルディ、5-0)
レビュー
へ~~・・
わたしにとっては、衝撃的にビックリさせられる、ゲームになった。
ゲームを追いながら、考えさせられていたモノさ。
こんな、「イメチェン現象も、あるんだな~~・・」なんてネ。
それほど、町田ゼルビアのサッカーに対して(私のアタマのなかに構築されていたイメージを変えなければならなくなったコトに対して!)驚いていたんだよ。
このゲーム・・
ホームのゼルビアが、5点もブチ込んで、勝ち点3を、とてもフェアに(!!)勝ち取った。
そこには、しっかりと確認しておかなければならない事実がある。
それは・・
ゼルビアがブチ込んだ5ゴールは、ヴェルディとのゲーム内容を、とてもフェアに「反映」していたということ。
ゼルビアは、ビックリするほど高質なサッカーを展開したんだ。
そして、フェアに勝負強くもあった。
それは、まさに、美しい質実剛健サッカー、そのものだった。
もちろん、その絶対ベースは、ボール奪取プロセス(守備)。
彼らの、チェイス&チェック(寄せ)の勢いだれけれど・・
たしかに後半になったら、少しはダウンしたけれど、その忠実アクションの「内実」には、まったく陰りが、感じられなかったんだ。
その、前半・・
ヴェルディは、ゼルビアの「前からプレス」によって、まったくといっていいほど、人とボールを動かせなかった。
そりゃ、そうだ。
ゼルビアは、ヴェルディのボールホルダーだけじゃなく、次、その次のパスレシーバーまで、徹底的に視野に入れつづけていたんだからネ。
もちろん、ゼルビア守備の、二つ目の真骨頂である、局面デュエルの内実も、いつもの通り、ものすごく激しく、効果的だった。
でも、そこでも、わたしの中で、少しだけイメチェンしたって感じていた。
そのデュエル自体が、以前のように、「ファール当たり前」ってな感じではなく、よりニュートラルに(フェアに)なったとも感じたんだよ。
フ~~ン・・
ところで、後半・・
わたしは、ヴェルディの「変身」に、期待していたんだ。
でも、結局は、ゲームの流れの「大勢」を、大きく動かすことは、叶わなかった。
そう、ゼルビアの「徹底サッカー」が、最後の最後まで、猛威をふるいつづけ、追加ゴールまでもブチ込まれてしまったんだ。
とにかく私は、ゼルビアの大変身に、シャッポを脱がざるを得なかった。
そして、もちろん・・
同じサッカー仲間として、このチームを創りあげたプロコーチ、黒田剛に対して、心からの称賛と感謝の拍手をおくるコトも、忘れなかった。
あっと、もう一つ・・
そう、ゼルビアが繰り出しつづけたスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)・・
そこでも、彼らの「変化」は、明白だったんだよ。
もちろん、オ・セフンの「アタマ」は活用するけれど、そのプロセスでは、しっかりと人とボールを動かしながら、創造的に、スペースを攻略するシーンも、創りだした。
まあ・・
この試合については、城福浩ヴェルディについてコメントすることは、止めにしよう。
とにかく、このゲームを見終わったとき・・
黒田剛ゼルビアが、これから、「どこまで躍進しつづけるのか」ってな興味が、強くなっていた。
彼らの、超絶の徹底サッカーが、どこまで、「美しい質実剛健サッカー」へ、近づいていくのか。
これからは、彼らの徹底サッカーを観察しながら、徹底的な「主体性プレーのエッセンス」も、見出すコトにしますよ。
あ~~、ビックリした。