2023_J2_ 第40節・・最高レベルの「闘う意志」が、ぶつかり合った・・これで、自動昇格をめぐって、勝ち点差「1」のなかに3チームがひしめき合うことになっ た・・残り2試合は、見逃せない・・(ジュビロvsヴェルディ、1-1)

あっ、ついてきている・・

ヴェルディ先制ゴールのシーン。

完璧なカウンターの流れ・・

自陣ペナルティーエリアのなかから、まず中原輝が、超速ドリブルで、直線的に相手ゴールへ迫っていった。

彼のドリブル能力、シュート力は、素晴らしい。

だから、そんな並外れた武器を、もっともっと誇示しよう。

前節のスーパー決勝ゴールシーンでは、その秘めたるチカラが威力を発揮したわけだけれど・・

あっと・・

そんな中原輝がブチかました、超速カウンタードリブル・・

わたしは、そのとき、視線の端っこで・・

カウンターの流れに乗って、超速でサポートランニングする、赤シューズのヴェルディ選手を捉えていたんだ。

後から、それが、センターバックの林尚輝だと知った。

でも、そのときは・・

・・この忠実サポートは、強烈な「意識と意志パワー」の為せるワザだ~・・

・・なんて思っていた。

わたしは、そんなサポートアクションを、「クリエイティブなムダ走り」って呼ぶ。

そう、そんな「ハードワーク」のほとんどは、日の目を見ないのが、常なんだよ。

でも、そのときは・・

中原輝からのタテパスを、左サイドで受けた齋藤功佑・・

そこで、素晴らしい「ワンツー」が成立する。

齋藤功佑が、ダイレクトで、中原輝へ「戻し」たんだ。

そして中原輝は、その決定的パスを、「チョンッ」ってな感じで、ダイレクトシュートを放った。

ただ、そのシュートは、ジュビロGK三浦龍輝に弾かれてしまう。

でも・・

そう、そのこぼれ球が、忠実に「意識と意志パワー」を爆発させて「最後まで!!」オーバーラップしつづけた、林尚輝の足許に転がったんだ。

そして、林尚輝の右足が、そのこぼれ球を、ダイレクトで叩いたっちゅうわけだ。

それは、クリエイティブなムダ走り(ハードワーク)が、素晴らしいゴールとなって報われた、数少ない成功シーンではあった。

とにかく、その先制ゴールは・・

勇気をもった直線的な「仕掛けドリブル」、ダイレクトでのパスやシュート、そして後方からのスーパーサポートランニングが、美しく「重なり合った」コトで生まれたんだ。

そのコトが、言いたかった。

それは、ヴェルディの歴史に刻まれる、美しいカウンターシーンの一つ!?

さて、超エキサイティングだった、ゲームの内容だけれど・・

その先制ゴールの後・・

もちろん、ホームのジュビロは、全精力をブチ込んで攻め上がっていく。

その絶対ベースは、言わずもがなの、ボール奪取プロセス(守備)。

そして、ボールを奪い返したら、間髪を入れずに、仕掛けていく。

でも、ヴェルディのボール奪取プロセス(守備)は、強い。

彼らは、「最後の半歩」のセンス(読み)」に優れているから、常に、「先読み」でボールを奪っちゃう。

そんなヴェルディだったけれど、結局は、同点ゴールを奪われてしまう。

そう、上原力也とドゥドゥが、ワンツーを決め、最後は、上原力也が、ヴェルディゴールの左上角に、コントロールシュートを決めたんだ。

名手、マテウスだって、ありゃ、止められない。

そしてゲームが、勝ちたい両チームの、最高レベルの「意識と意志パワー」のぶつかり合いってな感じで、(まあ徐々に変化しながらだけれど!?)オーブンな展開へと進展していった。

とにかく、すごい、意志と意志のぶつかり合いだった。

堪能した。

さて、これで、自動昇格圏に、3チーム(エスパルス・ジュビロ・ヴェルディ)が、勝ち点「1」の差で、ひしめき合うことになった。

残り2試合。

見逃せない。