2023_J2_第36節・・これからの6試合・・それは、「貴重な体感」を積み重ねられる「願ってもない学習機会」・・(ヴェルディvs藤枝、2-2)

フ~~ッ・・

まあ、チカラの差が歴然であるコトに異論をはさむ方は、いないでしょ。

でも・・

たしかに内容では「差」を感じさせてくれたものの、勝負という視点では、こんな結果に泣くことになってしまった。

ところで、ヴェルディが、ブチ込んだゴールだけれど・・

先制ゴールは、タテへの、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションから、森田晃樹が、ゴールへのパスを、決めた。

そこで、ダイレクトで、ラストパスを「流した」のは、齋藤功佑。

また、追加ゴールシーンでも、素晴らしい抜け出しからタテパスを受け、染野唯月へのラスト・グラウンダークロスを決めたのも、齋藤功佑だった。

もう書くまでもなく、いまのヴェルディを支えているのは、なんといっても、中盤トライアングル(稲見哲行、齋藤功佑、そして森田晃樹)なんだよ。

ダゾン解説の渡邉一平も言っていたけれど・・

この三人の、攻守にわたる(タスク的な!)変幻自在ぶりは、素晴らしいの一言だよね。

もちろん、その絶対べースは・・

この三人のなかで、次のボール奪取プロセス(守備)を「任し合える」という相互信頼関係が、深く根付いているっちゅうことさ。

そんな中盤トライアングルは、この試合でも、高い実効レベルで機能したけれど・・

後半23分に、藤枝の鈴木翔太に同点ゴールをブチ込まれてからというもの・・

そう、藤枝の「意識と意志パワー」が、何倍にもアップしちゃうんだよ。

そして彼らの、ボール奪取プロセス(守備)でのダイナミズムが、何倍にも高まった。

終わってみれば、藤枝の「ネバリの闘い」に、勝ち点2を失ってしまったっちゅう体たらく。

サッカーだから、こんなコトもあるわけだけれど、失点シーンを振り返ったら、忸怩(じくじ)たる思いに苛まれるのは、わたしだけじゃ、ありませんよね。

まあ、仕方ない・・

これで、自動昇格するリーグ二位を争う3チームの「団子状態」は、(磐田とヴェルディとの間では、勝ち点1縮まったけれど・・)まあ、変わらず。

面白いネ~、興味深いネ~、残り6試合・・

この3チーム選手たちにとっては、かけがえのない「貴重な体感」を積み重ねられる「願ってもない学習機会」っちゅうわけだ。

そこで・・

そう、少しでも、アナタ任せになったり、ビビッたりしたら、もう、その時点で「プロ」の看板を下ろすべきだよね。

ところで、長谷川竜也・・

期待されているのに、出てくるプレーは、安全なバックパスや横パスばかり。

まったく勝負しようとしない。

そんな消極姿勢は、もう、言い訳できないレベルまで悪化していると感じる。

もし次のゲームでも先発するんだったら・・

そのときは、「このゲームが、自分のキャリアの成否を決める分水嶺になる」って、強烈に意識しなきゃいけない。

彼は、それだけの「才能」に恵まれているのだから、言い訳なんて、できない。

そして・・

そこでの意識と意志パワーを増幅するのは、勇気だよ、勇気。

それがなければ、プロの看板を降ろすしかない。