2023_J2_第32節・・シーズン終盤の「ホンモノの勝負」に向けて、ヴェルディは、変な「こだわり」は捨て去るべき!?・・(ヴェルディvs岡山、2-3)

サッカー内容は、この何試合かの中でベストだって感じていたんだけれど・・

自らの、不用意な(不注意な!!)ミスから、先制ゴールと3点目を奪われてしまった。

まあ、岡山2点目のヘディングゴールは、見事だったけれど・・

それで、あろうことか、3点もの大量リードを奪われちゃうんだ。

そうなったら、岡山のボール奪取プロセス(守備)での意識と意志パワー(集中力!?)がアップするのも道理!?

いやいや、そんな大量リード状況で、気を抜くのではなく、ボール奪取プロセス(守備)へのエネルギー投入を、一段階アップさせたのは、見事だった。

そのコトもあったんだろうけれど・・

3対0になってからのヴェルディのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)から、様々な意味を内包する「勝負マインド」が減退していったんだよ。

そう・・

人とボールの動きの「リズム」がアップしていかないばかりか、ボールがないところでのアクションの量と質も、沈滞気味に落ち込んでしまったんだ。

そんなだから、ボールをもって最終勝負を仕掛けていくチャンス状況でも、まったくラストパスが出てくる雰囲気さえ醸(かも)しだせない。

そして、チカラなく、横パスやバックパスに「逃げる」ボールホルダーっちゅう、体たらく。

それじゃ、どうしようもない・・

こんな体たらくサッカーじゃ、「次のゲーム」にも、この悪い雰囲気を引きずってしまう・・

・・なんて、苦々しく思っていたら、後半34分・・

右サイドバックの宮原和也が、鋭いクロスをブチ込み、それを齋藤功佑がヘッドで「流し」たんだ。

その流れたボールに合わせたのが、交替出場した新井悠太。

ヘディングされたボールは、正確に、岡山ゴールの左隅に飛び込んでいった。

それだけじゃなく、後半46分には・・

森田晃樹の正確なコーナーキックから、染野唯月がヘディングで競り、後方へ流れたボールを、河村慶人が、素晴らしいダイレクトシュートで、岡山ゴールへ叩き込んだ。

これで「2-3」まで追い詰めたヴェルディだったけれど、残念ながら、追撃は、そこまで。

それでも、「あの」イヤな雰囲気で終わらなくて、本当によかった・・と思った。

最後に、このことを再認識しておくコトは、大事かも・・

ヴェルディは、巧い選手が多いコトもあって、最後のシュートまで、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションに代表される「組織パス」で崩していこうとする「傾向」が強い。

でも、相手も、そんなヴェルディのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、百も承知。

ヴェルディは、ボールがないところでのアクションを、ことごとくマークされちゃうんだ。

そして、ボールがないところでの「足」が止まり気味になり、心理的な悪魔のサイクルに落ち込んでいっちゃう。

だからこそ、このゲームで、いみじくも証明したように、さまざまな「仕掛けの変化」が必要だっちゅうコトなんだよ。

鋭いクロスとか・・中距離キャノンシュートとか・・

もちろん、アバウトな「放り込み」でも、次、その次を、猛禽類の目で狙っていたら、必ずチャンスにつながるモノなんだ。

このところの、「同じテンポ・プロセス」の仕掛けに、業を煮やしていた筆者は・・

シーズン終盤の「ホンモノの勝負」に向けて、もっと、もっと、強烈な「意識と意志パワー」をもって、ゲームに臨んで欲しいって思っているわけだ。

そこじゃ、「変なこだわり」は捨てる必要だって、あるかもしれない。

そうすれば、おのずと、仕掛けの変化だって演出できるようになる。

そう、サッカーは、究極の「主体性スポーツ」なんだよ。