2023_U22_親善・・自信にあふれ、積極的&攻撃的に、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくった、我らが若武者たちの「主体性プレー」に、敬意と感謝の拍手をおくります・・(ドイツvs日本、2-2)

・・(2023年3月25日、土曜日)


いいネ~、大岩剛ジャパン・・

とにかく、大岩剛「も」、とても良い仕事をしている。

たしかに、最初の時間帯では、抜群の「闘う意志」をブチかましてくるドイツ若手代表の、スピード、パワー、高さに「慣れる」まで、ちょっと危ないシーンがつづいた。

その背景には、フル代表監督ハンジー・フリックが観戦していたっちゅうコトもあるでしょ。

でも、そんな雰囲気のなか、浦和レッズのスーパーGK、鈴木彩艶が、目の醒めるセーブを何度も魅せ、チームを助けたよね。

そして・・

時間の経過とともに、大岩剛ジャパンの「意識と意志とイメージング」のレベルも、徐々に、高揚していったんだ。

そういえば・・

・・オレたち、もう、ヨーロッパの強豪とも、対等に勝負できるから・・

ある選手が、そんなコトを言っていたとか。

そして、エネーチケー解説の森岡隆三が・・

・・そうなんですよ、日本の若手は、もう、まったくコンプレックスがないですからネ~~・・

・・羨ましい・・

それもまた、日本サッカーの「真の国際化」の、賜物っちゅうわけさ。

たしかに、その「キャッチアップ状況」の事実は、ものすごく重いよね。

何せ、不確実なファクター満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」だから・・さ。

そして私も、以前(森岡隆三が現役だった頃!?)のコトを思いだしていた。

わたしが西ドイツにサッカー留学した頃(1970年代)は、ヤツら、日本でサッカーがやられていること自体への認識がなかったんだ。

だから、わたしも、苦労したさ。

そう、オレ自身のなかに深く根ざした「コンプレックス」を乗り越えるためにね。

そんな歴史を知っているからこそ・・

日本の若武者たちが魅せた、素晴らしく美しい「質実剛健サッカー」に対して、心からの称賛と感謝の拍手をおくれるワケさ。

また6月には、ヨーロッパの雄、イングランドとも親善マッチも組まれているとか。

それも、これも・・

フットボールネーションが、「ジャパニーズ・サッカー」を、しっかりと認知し、レスペクトしはじめているから他ならない。

今年の7月。

ドイツ(プロ)サッカーコーチ連盟主催の、サッカーコーチ国際会議が、ブレーメンで開催される。

わたしも参加するんだけれど、そこじゃ、2011年ドイツ女子W杯の直後に開催された国際会議のときのように、胸を張って、友人たちとも向き合える。

まあ今回は、カタールW杯での結果や、このゲームでオリンピック代表が魅せた、美しい質実剛健サッカーも、心理バックボーンになっているっちゅうわけだ。

とにかく、その意味でも、良い仕事をしている日本サッカー協会に対して、感謝とレスペクトをおくる筆者なのであ~る。

へへっ・・

それにしても・・

そう、前半、我らがオリンピック代表が、「局面デュエル」で劣勢に立たされ、少しビビり気味のプレー姿勢になってしまったこと。

それは、大岩剛も、試合後インタビューで語っていたように、反省材料だよね。

そう、それは、とても貴重な、イメージトレーニングのための「心理素材」なんだよ。

でも・・さ・・

若武者たちが、その「心理的な劣勢」から、大きく「盛り返していった」プロセスは、確実に「次につながる体感」だよ。

そう、「世界との対峙」こそが、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくる「主体性プレー」を、本当の意味で、進化、深化させるんだ。

いまから、3日後の(3月28日、0200時キックオフ!)ベルギー戦が、楽しみで、仕方ありませんよ。

ガンバレ~、大岩剛ジャパン~~っ!!