2025_ACLの12・・ラウンド16第2戦・・チーム力が上のマリノス・・そのバックボーンに、ちょっとだけ思いを馳せていた・・(マリノスvs上海海港、4-1 )

第1戦では、ボールがないところでのアクションの量と質というテーマに、スポットを当てた。

また、その翌日にアップした、攻守ハードワークの本質バックボーンというテーマのコラムも、ご参照あれ。

そこでも採りあげたけれど・・

この第2戦を観ながら、両チームの「実力の差の背景」は、やっぱり、人とボールの動きの内実の「差異」が大きいということだって思っていたよ。

また、そのテーマを、もう少し掘り下げたら・・

そう、その「動きのリズムマネージメント」こそが、隠された「キー・ポイント」だっちゅうテーマにも行き着くんだよ。

とにかく・・

両チームの、人とボールの動きと、そのリズム・マネージメントに、大きな「差」があるという事実にスボットを当てなければいけない。

その「動き」のリズムだけれど・・

そのリズムが、チーム内で、しっかりとシェアされているコトも、本質的なポイントだ。

そう、「動きイメージング」を、チームのなかで、しっかりと「統一」するコトも、とても大事なんだ。

次のボールの動き(パス)を、しっかりとイメージできないと、ボールがないところでのアクションの量と質をアップさせられないからね。

そんな目立たない「戦術的イメージング」で統一されているマリノスに対して・・

上海海港の、特に外国人プレイヤーたちは・・

「とにかくオレが何とかしてやる・・」ってな傲慢(高慢)なプレー姿勢に「固執」する。

彼らは、そんな間違った「自己主張」に、囚われ過ぎているんだよ。

だからこそ、チームのなかで、「個」と「組織」に、優れたハーモニーが生まれない。

彼らは、そうではなく、マリノスのように・・

そう、「出して走る、蹴って走る・・」に代表される「組織プレーイメージ」を、もっと活性化しなきゃいけないんだ。

ケヴィン・マスカットも、苦労しているんだろうけれど・・

とにかく、その根源メカニズムには・・

次、その次の勝負スペースを、より確信的にイメージングするような人の動きこそが、全体的な、人とボールの動きを「加速」するという発想があるんだ。

もちろん、その発想のなかには、「動きの活性化」が、相手の、ボール奪取プロセス(守備)イメージングを「翻弄」するというアイデアも含まれる。

そして相手は、敵のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での「リズム」を掴みきれず、翻弄されつづけてしまうっちゅうわけだ。

この「動きのリズム」という、チーム戦術の「本質的」な「隠し味」は、そりゃ、一朝一夕にゃ、確立できない。

そこにこそ、ケヴィン・マスカットが抱えている(!?)苦労の本質が、隠されていると思う。

サッカーは、究極の、組織ボールゲームなんだよ。

そう、基本は、相互の自己犠牲も含む、「組織プレー」・・

それが、うまく機能しているからこそ、「個」も、活かされる。

あっと・・

そう、そんな「組織マインド」が徹底しているからこそ、マリノスの、ボール奪取プロセス(守備)の機能性も、これ以上ないほどのレベルを魅せつけるわけだ。

彼らの、忠実でクレバーな、上海海港ボールの「追い込み方」・・

そして、そのチェイス&チェック(追い込みアクション)への、チームメイトたちの連動アクション・・

それは、ものすごく、レベルが高いと感じた。

堪能したよ。