2024_ 皇后杯、決勝・・我らが女子サッカーは、順調に、進化&深化をつづけてている・・そして、わたしの今シーズンの活動にも、火を入れてくれた・・(アルビ レックス新潟レディースvs浦和レッズレディース、1-1, PK=4-5)
「そうなんだよ・・女子サッカーは、内容が、どんどん良くなっていることで、その観戦も、とても楽しめるよな~~・・」
いま、わたしの娘の従兄弟2人が、カナダ、バンクーバーから遊びに来ている。
彼らは、両人とも、カナダでサッカーをやっている。
そんな彼らも、女子サッカーの着実な隆盛プロセスを、認識しているっちゅうことサ。
そう、アメリカでも、カナダでも、女子サッカーは、とても盛んなんだよ。
そのコトについては、「このコラム」も、ご参照あれ。
ということで・・
この決勝については、そんな2人と、一緒に観戦することにしたんだ。
というか・・
「おいっ・・オマエたちも、一緒に観戦して、その印象を教えてくれ・・」
・・ってなノリで、東京観光など二の次に、強制的に(!?)決勝を観戦させたっちゅう次第。
そして両人とも、異口同音に・・
「へ~~・・日本の女子サッカーって、めちゃくちゃ、レベルが高いじゃにないか~~」
・・って、感嘆しきりだったんだ。
たしかに、この決勝・・
両チームが、試合イニシアチブを、積極的&攻撃的に奪い合うなど、ダイナミックでエキサイティングな内容だった。
特に・・
両チームGKが魅せつづけたスーパーセーブは、特筆モノだったよね。
彼女たちが、「決定的ピンチ」を防ぐたびに、フリーズさせられたモノさ。
ところで、「なでしこ」について・・
澤穂希を中心に、世界の頂点に立った2011年ドイツ女子W杯。
当時の彼女たちは、組織サッカーという視点で、世界の女子サッカーに、一石を投じたんだ。
それまでは、スピードやパワー、また、個の勝負プレーばかりを、前面に押し出す、かなり偏った(!?)サッカーが主流だったんだよ。
そこに、我らが「なでしこ」が、一石を投じたっちゅうわけだ。
そう、サッカーの「組織プレー」を前面に押し出すことで、世界に頂点に立ったんだよ。
わたしは、ボーフムで行われたグループリーグ初戦から、フランクフルトでおこなわれた、アメリカとの決勝まで、たくさんのゲームを楽しんだ。
そのコトについては、「2011年のコラム倉庫」を参照してください。
また、ナデシコが引っ張った、「個から組織へ」ってな、女子サッカーの「進化プロセス」についても、「コアコラム・シリーズ」で、「こんなコラム」もアップしたから、そちらも、ご参照あれ。
あっと・・
今日の、決勝だけれど・・
そこでは・・
ボールを止めて蹴るという基本技術から、ボール奪取、スペース攻略の「戦術的なイメージ・シンクロ」まで・・
彼女たちが、日進月歩で、進化&深化を、つづけているコトを再認識できた。
今シーズン皇后杯における準々決勝、準決勝、そしてこの決勝では、そんな確固たる事実を、噛みしめていたんだよ。
ボール奪取プロセス(守備)にしても、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にしても・・
基本技術がしっかりとしているからこそ、次の、スペース攻略プロセスや、ボール奪取プロセスでも、しっかりとした組織サッカー(イメージング)を、光り輝かせていた。
たしかに、このレベルのサッカーを観られるんだから、観客も、増加の一途をたどるはずだ。
さて、WEリーグ・・
これまでは、INAC神戸、日テレベレーザ、そして浦和レッズレディースが「三強」だったわけだけれど・・
ここからは、確実に・・
そう、アルビレックス新潟レディースも、内容をともなったカタチでに、そこに割って入るでしょ。
最後に、わたしの活動について・・
このところ、欧州サッカーに舌つづみを打っていたけれど・・
日本選手の活躍以外は、どうも、キーボードに向かう気力をアップさせられなかった。
でも、今日、我らが「なでしこ」が誇示した、素晴らしいサッカーが、わたしの「セルフ・モティベーション心理プロセス」に、再び、火を入れてくれたように感じる。
さて、わたしのサッカーシーズンも、幕を開けそうな感じになってきた。