2024_ 日本代表(WM最終予選)・・素晴らしい、粘り強い「主体性サッカー」を魅せつづけた森保一ジャパン・・相手が、チカラのあるインドネシアだったことも、 進化&深化の一助になったという視点もありそうだ・・(インドネシアvs日本, 0-4)

とても貴重なゲームだったと思う。

貴重・・

そう、この時点で、ある程度しっかりと「サッカー」ができるチームとの勝負マッチだったこと。

しっかりとしたサッカー・・

もちろん、攻守にわたって、自信をもったプレーができている相手のこと。

ダゾン解説の中村憲剛も言っていたけれど、インドネシアの「帰化選手」たちは、本場での体感を積み重ねているんだろうね・・

攻守にわたって、ボールまわりで、決して、焦ったり、余裕を失ったりしない。

そして、チャンスを見計らったカウンターで、危険なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)をブチかましてくる。

そのシチュエーションでは・・

自信があるからこそ、そのカウンターの流れに、何人も、チームメイトが「乗って」くるんだよ。

そして実際に、立ち上がりの時間帯、彼らは、まさに決定的なゴール機会を、二度、三度と、創りだした。

サンキュー、鈴木彩艶・・

まあ、そんな、勇気をもって攻め切る姿勢の背景には、韓国の英雄、シン・テオン監督の、優れた心理マネージャー手腕もあるっちゅうコトなんだろうね。

とはいっても・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での全体的な流れとしては・・

最後のトコロで、やっぱりインドネシアは、個の勝負を前面に押し出し、過ぎる。

だから、日本ディフェンスも、局面デュエルに持ち込みやすかったし、潰しやすかった。

そんなインドネシアに対して・・

森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、人とボールの動きと「そのリズム」が、とても秀でていた。

そんな「動きのリズム」が優れているからこそ、ボールがないところでのアクションの量と質も、実効をともなったカタチで高揚してくるし、ボールも、自然と「そこ」に動いていくんだ。

もちろん、三笘薫とか堂安律にボールが入れば、個のドリブル勝負「も」あるし、そのままシュートまでいってしまうケースだってある。

まあ、でもやっばり、森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、人とボールの「動きのリズムマネージメント」こそが゛「命」だって感じていた筆者なんだよ。

それが優れているからこそ、両サイドからのドリブル勝負だって、実効レベルを極限まで高められる。

ここで採りあげているのは・・

「組織と個のバランス」というテーマね。

そこでの、選手たちの「意識と意志」は・・

攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢でのみ、培われる。

そう、主体的に「仕事」を探しつづけるプレー姿勢ね。

とにかく、森保一ジャパンでは、攻守ハードワークとリスクチャレンジから、「失敗を恐れて逃げる」ような姿勢は、まったく感じられない。

そう、強烈な「意識と意志ポテンシャル」を絶対ベースにする、主体性プレーの集約。

それこそが、チーム全体が共有する、「哲学」的、心理・精神的な絶対バックボーンなんだろうね。

志向するのは、世界トップ。

そこに至るための「内的な課題」は、まだまだ多い。

森保一ジャパンは、その課題を、どんどん解決し、世界トップへ駆け上がっていくはず。

ガンバレ~、森保一ジャパン~~・・