2024_ACLの3・・相手が、強敵であるからこそ、この完封勝利には、次につながる、とても貴重なコノテーション(言外に含蓄される意味)が、内包されている・・(マリノスvsウルサン、4-0 )
相手は、「あの」強い、強~い、ウルサンだからね・・
そんな強敵に対して、こんな、攻守にわたって素晴らしく安定したサッカーを魅せられた。
ジョン・ハッチンソンは、良い仕事をしていると思うよ。
そういえば、そのジョン・ハッチンソンが、このところの「うまく結果を出せないゲーム」に対して、こんなテーマを設定したとか。
・・トランジションの改善・・
要は、攻守の切り替え、ね。
それって・・
そう、その内実は、瞬間的な「意識と意志ポテンシャル」に、拠るんだ。
少しでも、その直前のプレーに「気が引っ張られた」ら、アクションが、遅れてしまう。
たぶん、ジョン・ハッチンソンは、そのコトについて、しっかりと「イメージ創り」をしたはず。
そして、その結果、とても効果的な、「意識と意志のポテンシャル改善」が観られたんだよ。
とにかく、攻撃から守備への「切り替え」が、素晴らしく「早く、効果的」だった。
たとえば・・
エウベル、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウスで組む、スリートップのトランジションが、とても忠実でダイナミック。
また・・
もちろん西村拓真やダブルボランチ、両サイドバックといった、チームメイトの、切り替えの「意識と意志」も、抜群だった。
ジョン・ハッチンソンは、そんな、心理マネージメントでも、「ウデ」を感じさせてくれる。
あっ、その心理マネージメントだけれど・・
その内実を、もっとも明白に体感できるのは・・
前述したトランジションもそうだけれど、やっぱり、攻守にわたる、「主体性プレー」の内実っちゅうコトなんだろうね。
ジョン・ハッチンソン横浜マリノス選手たちは、攻守にわたって、しっかりと「仕事=ハードワーク」を、積極的&攻撃的に、探しまくっていたんだ。
その視点でも、今日のマリノスは、もう、抜群だった。
とはいっても・・
そう、気持ちが付いていかず、「戻り」が遅れたり、決定的シーンで、マーキングに後れを取ってしまうような、ネガティブシーンもあったサ。
でも、そんな現象も含めて、もっとも大事なコトは・・
そう、選手たち自身が、その「失敗」を、鳥肌が立つほどの緊迫感をもって、体感し、記憶タンクに収納しているっちゅうコトなんだ。
そして、だからこそ、深く、明確に、記憶に残し、必要なときに呼び起こせる。
そして・・
次の、同じようなシチュエーションでは、そのシーンの記憶が蘇り、決して、ボールがないところでの勝負に、後れを取ってしまうようなマーキングミスを冒さない。
そんな、小さな積み重ねこそが、ホンモノの進化&深化の「礎」になるというわけだ。
この、小さな一歩の積み重ね・・
それこそが、大事なんだよ。
あっと、最後に・・
ジョン・ハッチンソン横浜マリノスが魅せた、小さく大事なコトを積み重ねた(!?)ボール奪取プロセス(守備)・・
たしかに、前述したように、部分的には、ボールがないところでの相手の勝負アクションに後れを取ってしまうようなシーンもあった。
それでも・・
そう、全体的には、ものすごく立派な、主体性プレーを、ブチかましつづけたと思う。
だからこそ・・
相手が、強敵であるコトも含めて、この完封勝利には、次につながる、とても貴重なコノテーション(言外に含蓄される意味)が、内包されていたと思うわけさ。
ジョン・ハッチンソン横浜マリノスに対する期待も、高まりつづけるじゃないか。