2024_J1_第26節・・筆者は、ご存じの通り、ミハイロ・ペトロヴィッチ応援団・・だからこそ、あえて、苦言を呈したい・・まだまだ、「J1」残留の可能性は、無限大なんだよ!!・・(コンサドーレvsアビスパ、2-2)
レビュー
フ~~ッ・・
まあ、仕方ない。
それでも・・
「あの」、あり得ないほど劇的だった同点ゴールには、何らかの「意味」が込められていた!?
それは、後半ロスタイム99分のこと。
スローインからの展開でボールを持った田中克幸が、もう脇目も振らずに、左足の、スーパーキャノンシュートをブッ放したんだ。
何せ、それは・・
後半ロスタイムの96分に、アビスパ亀川諒史がブチ込んだ「勝ち越しゴール」で、わたしも含めて、誰もが、諦めかけたわけだけれど・・
その、3分後に、飛び出した、スーパー同点ゴールだったわけだから・・
ということで、全体的なサッカー内容から・・
攻守にわたって目立っていたテーマをピックします・・
まず、何といっても・・
全体的なサッカー内容で、アビスパに、一日の長があったという、事実。
それは、ゴール機会の量と質に、象徴される。
まず、アビスパ福岡・・
前半5分に飛び出した、シャハブ・ザヘディの、完璧フリーのゴール機会。
56分、これまたシャハブ・ザヘディが、タテへ抜け出した、決定的ゴール機会。
その、スーパーなスルーパスを出したのは、中盤でボールをもった、紺野和也だった。
また、80分、コンサドーレ浅野雄也の、パックパスミスを奪われて創りだされた、ウェリントンの、決定的ダイレクトシュート場面。
対するコンサドーレ・・
前半、浅野雄也のヘディングシュート場面(かぶってしまったことで、バーを越えた)・・
そして、後半71分の、鈴木武蔵のフリーシュートシーン・・
その二つだけだった。
そんな「ゴール機会の量と質」という視点では、明らかに、アビスパに軍配が挙がるとするのが、フェアな評価だよね。
もちろん、その「差」のバックボーンは、長谷部茂利に鍛え上げられた、アビスパの強固なボール奪取プロセス(守備)。
まあ、イメージング・シンクロの質・・
たとえば、アビスパが創りだしたゴール機会・・
そこでは、明らかに、コンサドーレ守備の「寄せ」が甘く、自業自得ってな感じで、フリーシュートシーンを創りだされてしまった。
それに対してコンサドーレの、チャンスは、ことごとく、アビスパ守備に、十分に「寄せ」られていたんだよ。
ほんのチョットしたトコロ・・
そう、サッカーでは、「そこ」で勝負が決まってしまうんだ。
その、決定的な、ディフェンスでのイメージングの穴(たぶん心理・精神的なトコロ!?)を、できる限り、埋め直し・・
そして、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、課題を、克服する。
このスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、課題の、大きなトコロは、たぶん、勇気。
コンサドーレの仕掛けプロセスは、まさに「安全・安心」の極みばかりってな体たらくだったんだ。
もっと、もっと、相手が怖がるような仕掛けをブチかましていかなきゃ、先が見えない。
そんな課題をクリアする、地道な努力こそが、「降格リーグ」でのサバイバルを可能にするための、絶対条件だと思う。
たぶん「それ」は、多分に、心理マネージメントにかかわるテーマかもしれない。
ミハイロ・ペトロヴィッチ応援団であり、ミハイロ札幌コンサドーレに「残留して欲しい」からこそ、(道産子の!)筆者は、敢えて、彼らに、苦言を呈したいんだよ。
そのことに対して、ご理解いただければ、幸いです。
それにしても、状況は、厳しい。
逆に、「これ以上ないほどのチャレンジ」として、ものすごく魅力的でもある。
とにかく、ガンバレ~、ミハイロ札幌コンサドーレ~ッ!!!