2025_J1_第15節・・早すぎるタイミングの決勝ゴール・・だから、その後の「ゲームの構図」は、お察しの通り・・だからこそ、ミヒャエル広島サンフレッチェの、質実剛健ディフェンスが、光り輝いた・・(ベルマーレvsサンフレッチェ、0-1)

やっぱり・・

この試合のテーマは、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に集約されるかな・・

それも・・

そう、一点を追いかけるベルマーレの「それ」。

テーマがそうなった背景は・・

そう、キックオフ後の前半6分・・

ミヒャエル広島サンフレッチェが、PKを獲得し、それを、ジャーメイン良が、しっかりとゴールに蹴り込んだんだよ。

そしてそこからゲーム展開が、ずっと、ずっと、ベルマーレが、一点を追いかけるってな、躍動感に乏しい「停滞気味」なモノへと沈み込んでいった。

そう、ゲームの勝負展開が、ある「構図」に落ち着いていったんだよ。

心理・精神的にも、ベルマーレが、イニシアチブを握るのも、自然の成り行きだったんだ。

でも相手は、塩谷司、荒木隼人、佐々木翔といった、強者ベテランに代表される、とても強力なディフェンスのサンフレッチェだからね。

そこで「スペースを攻略」していくのは、並大抵のコトじゃないんだよ。

ところで、サンフレッチェ守備の何が、強力??

もちろん、そのバックボーンは、前述した「深く・広い経験の権化」みたいなベテランによる、ものすごく実効レベルの高い「イメージング・シンクロ」さ。

そう、互いに、「使い・使われる」協力アクションの積み重ね。

そして、そんな、強者の「深く・広い体感の積み重ね」から発されるオーラが、相互カバーリングも含めた組織ディフェンスを、しっかりとリードするっちゅうわけだ。

そんな強者ディフェンス・・

彼らは、ベルマーレの、人とボールの動きが、「足許パス」に陥ってしまうように、目立たないトコロで、完璧にコントロールしつづけていた。

そう、クレバーなマーキングやカバーリング、そしてポジショニングバランスなどなど・・

そんなだから・・

ベルマーレの人とボールの動きの「リズム」だって、単調の極みってな感じに「コントロール」され、落ち込んでしまうんだよ。

もちろんベルマーレだって、たまには、ワンツーで抜け出そうとはするけれど・・

それにしても、例の「強者オーラ」が、スペースのカバーリングを、完璧に機能させちゃう。

そしてだからこそ、観ている方に・・

ベルマーレが、単純なリズムで、ボールを「回させられている」ってな印象を与えるわけだ。

さて・・

これまで何度も主張してきたように、ミヒャエル広島サンフレッチェが、再び、リーグ優勝レースに復活してきた。

リーグ実力トップの一つ、サンフレッチェだからね、まあ、当たり前の展開だけれど・・

これから、ケガ人も復活してくるだろうし、リーグ優勝レースを、よりエキサイティングに盛り上げてくれることでしょう。

ガンバレ~、ミヒャエル~~・・