2023_J1_第23節・・最後の時間帯、両チームともに「勝ちたいオーラ」を、限界まで放散しまくっていた・・そう、サッカーの魅力が凝縮していたんだ・・(サンフレッチェvsレッズ、2-1)
後半24分、サンフレッチェ加藤陸次樹が、ものすごく冷静に、アタックにきたマリウス・ホイブラーテンを鋭いカットでかわし、同点ゴールを流し込んだ。
そしてゲームが、俄然「熱」を帯びていくんだよ。
そんな雰囲気で、レッズ、マチェイ・スコルジャが、勝負をかける。
そう、前線の二人と、中盤の底を、交替させるんだ。
岩尾憲と交替した柴戸海については、たぶん「バランサー」として投入したはず。
そう、前線の二人(ホセ・カンテと安居海渡)に代えて、興梠慎三と中島翔哉を、送り込んだわけだけれど、それによって、チームの重心が、前へ移っていくだろうことを考えたわけだ。
もちろんチームの重心、岩尾憲でも、十分にこなせたばすだけれど・・
でも、マチェイ・スコルジャは、「勝ちたい心理ダイナミズム」が、限界まで増幅するって考えたんだよ、たぶん。
だからこそ、フレッシュで、中盤の「穴埋め」に走り回れる柴戸海を、グラウンドに送り出したってわけさ。
とにかく、そこからのゲームは、まさに「白熱そのもの」ってな仕掛け合いになっていくんだ。
そう、両チームとも、勝ちたかったんだよ。
実際・・
レッズでは、タテのポジションチェンジが風雲急を告げていく。
両サイドバックや伊藤敦樹だけじゃなく、アレクサンダー・ショルツまでも、最前線へ飛び出し、決定的クロスを送り込んだりする。
だからこそ、フレッシュなバランサ−、柴戸海が必要だったわけだ。
でも・・
そう、結局は、不運なボールロストから、サンフレッチェにショートカウンターのチャンスを与えちゃうんだよ。
最後は、これまた交替出場したサンフレッチェのスイス人プロ選手、ベン・カリファに、まさにスーパーな決勝ゴールを叩き込まれちゃう。
最後の時間帯・・
そこでは、心理的な、ギリギリのせめぎ合いが展開されていた。
特にレッズ選手たちの「勝ちたいオーラ」はレベルを超えていた。
だから、前へのダイナミズム(エネルギー)も、これ以上ないほど盛り上がっていた。
そして・・
そんな気合いをあざ笑うかのような、とても不運なボールロスト・・
まあ、サッカーでは、そんなコトが日常茶飯事っちゅうわけさ。
皆さんも、よくご存じのようにね。
この試合については、こんなトコロで、締めさせてください。
何せ、こんな勝負展開になってしまったし、時差ボケで、アタマが回らなくなっているし・・。
ではまた・・